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interview_01

上智大学の教育・研究の質を
高めるのは、ICTの力。
K.N.

学術情報局 情報システム室

大学時代は社会学部で人事や雇用に関するゼミを専攻。その流れで卒業後は一般企業の人事給与担当として働き始める。その後、部署異動で社内システム担当を務めた。自身の大学時代の学びが卒業後の進路に直結した経験から、大学職員への転職を志す。

システムの知識を活かして学生の大切な時間をサポート。

これまでの社会人人生を振り返って感じるのは、大学生活をどのように過ごすかが社会に出てからどんな価値を生み出せるかに、大きく関わっているということ。そんな大切な時間を支援したいと考えたことが、大学職員の仕事に興味を持ったきっかけです。もともとは一般企業で8年ほど働いていました。その会社で身につけたシステムに関する知識やスキルを活かして大学職員の仕事をしたいと考え、上智学院に入職しました。
それ以来、情報システム室に所属しています。情報システム室では学生が使用する各種システムや教職員向け業務システムの管理をはじめ、無線LAN等のネットワーク構築、セキュリティ対策、PCやタブレットといった端末の管理など、多岐にわたる業務を行っています。そうした実務と並行して、チームリーダーとしてマネジメントの仕事も任せてもらっています。また、これまで部署ごとに分かれて構築されてきたシステムには連携に課題がありました。これからは部分最適ではなく全体最適の方向でシステムを改革しようと、そのためのワーキンググループにも参加しています。

コロナ禍のピンチや教職員の不便をテクノロジーで解決。

私が入職した2020年は、コロナ禍の真っ只中。何よりの急務はオンライン授業の環境整備でした。上智大学では対面とオンラインを両立したハイフレックス型授業を取り入れることとなり、そのためのハード面の整備として、各教室にオンライン用カメラとマイクスピーカーを設置。ソフト面では、教員向けのツールや機材の使い方のレクチャーや学生からの問い合わせ対応などを行いました。上智大学の教育・研究をストップさせてはいけない。自分たちの力が求められていることを強く実感しました。
また、この時はキャンパス内の無線LANの整備にも注力しました。コロナの影響でレポート等もデジタル化されたので、さらなる増強が急がれたのです。そのほか、情報システム室への問い合わせ対応にチャットbotを導入したり、学生・教職員が使用するシステムをシングルサインオンで利用できるよう検討を進めたりなど、サービスや利便性の向上といった課題解決に取り組んでいます。

質の高い教育・研究に、ICTが不可欠。

上智学院がより良い研究や教育サービスの提供を目指す上で、ICT(情報通信技術)の力は欠かせないものです。職員の業務改善においても同じことが言えると思います。つまり、私たちが果たすべき役割は今後ますます大きくなっていくはずです。
一般企業にも情報システム室と同じような仕事を行う部署はあります。ただ、大学でこの仕事を行うことの魅力は、目指すゴールが利益ではなく教育の質を高めることだという点です。学生時代の限られた時間を有意義に過ごすことで、自分が思い描く価値を創造できる人材になってほしいのです。そのための一助となれることを誇りに感じます。
テクノロジーは日々進化を続けているので、常にアンテナを張り、活用できる技術のキャッチアップに励んでいます。また技術面のスキルアップだけでなく、マネジメントや仕事術などのビジネススキルも向上させていきたいです。私自身がもっと成長することで、上智大学のデジタル化をより推進していきたいと思います。

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1日の過ごし方

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