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interview_06

大学はチャレンジの場。
ここで学生も自らも成長させる。
R.K.

学事局 学事センター

幼少期を海外で過ごし、大学時代には留学や英語での学位取得を経験。就職にあたっては自身の経験からグローバル教育の重要性を実感し、そこに注力する上智学院に魅力を感じて京都から上京。2022年に新卒で入職。以来、学事センターに所属。

挑戦とグローバルが仕事選びのキーワード。

大学職員を志したのは、学生時代に職員の方と近い距離で過ごし、さまざまなシーンで支えてもらったことも影響していますが、何よりも私を突き動かしたのは「挑戦できる世界をつくりたい」という思い。チャレンジこそが成長の源泉だったと感じます。だからこそ、人の挑戦を後押ししながら自分自身も挑戦を続けられる大学職員の仕事をしたいと考えたのです。私は地方の出身ですが、人やモノ、情報の交流が盛んな点に魅力を感じて東京の大学で働くことを希望。さらに、海外生活や留学の経験からグローバル教育の大切さを実感しており、国内でのグローバル化ではなく世界のなかで真のグローバル化を目指す上智大学を志望しました。実は、海外留学中に知り合った外国人の友人が「上智大学に留学したい」と話していたことも1つのきっかけです。
現在は学事センターに所属し、担当する科目のカリキュラム管理と授業運営のサポートを行っています。カリキュラム管理は学事センターのメイン業務。まず私たちがベースを作り、教員と意見を擦り合わせていきます。より良い形を目指して相談を重ねた末にカリキュラムが完成した後は、他の必修項目と被らないよう時間割を策定。また、授業を行う際の教室の確保など、教員がスムーズに授業を行うためのサポートも私たちの役割です。

情報格差をなくし、多様な学生のチャンスを平等に。

グローバル教育に関わりたいと考えて入職しただけに、「言語の壁を低くする」ことにこだわって仕事をしています。その一環として、メイン業務とは別で英文文書作成の業務を任せてもらっています。上智大学には多様なバックボーンを持つ学生が集まっているので、英語しか理解できない学生も。そんな環境で、例えば履修登録方法や開講科目などの情報を発信する際には、日本語と英語の両方で行う必要があります。しかし、その充実度に差があれば「よく分からないから挑戦しない」と学生が考えてしまう事態を招きかねません。学生のチャンスを潰すことがないよう、英文の情報もしっかりと提供することが私の役割です。
学生から履修に関する相談を受けることもあります。ある時、「必修科目が多いので留学に行けない」と言っていた学生がいて、残念に感じた私は「トライする前に諦めないで、一緒に考えてみましょう」と声をかけました。例えばこんな工夫をすればチャンスが生まれるのでは、といった提案をしたところ、彼は「できるかもしれません!」と気づいて笑顔に。このように「学生のために役立てた」「挑戦をサポートできた」と感じた時、この仕事を選んで本当によかったと感じます。

「チャレンジの習慣化」で成長し続ける人材を育てたい。

チャレンジとは、いわば「習慣」のような部分があると思っています。チャレンジした経験がなければその習慣が身についていないので、なかなか一歩を踏み出すことができないのかもしれません。社会に出てからその習慣を身につけるより、学生のうちに何度も挑戦し、時には失敗しながらチャレンジに慣れてほしいと思います。挑戦という習慣が身につけば、それは本人にとってかけがえのない強みとなり、成長し続ける原動力となるのではないでしょうか。
もちろん、私自身も挑戦することを常に意識しています。担当業務以外にも部署横断型プロジェクトに参加するなど、率先して新しいことに挑戦しています。それによって自分の能力や知見が広がることを実感しているので、これからもどんどんチャレンジを重ねていきたいですね。多様なバックグラウンドを持つ学生に対して、チャレンジの土台作りとチャレンジの妨げとなる情報格差の撲滅に取り組むことが私の目標。学生一人ひとりに合わせた適切なアドバイスができる経験値を身につけるために、さまざまなことに挑戦して自分を磨いていきます。そして、上智大学に世界中から多様な学生や教職員が集まる環境づくりを推進し、日本の大学の枠にとどまらない「世界のSophia University」として成長させていきたいです。

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