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interview_03

上智が上智であるために
「グローバル教育」を追求する。
Y.F.

グローバル教育推進室 (グローバル教育センター)

上智大学外国語学部英語学科を卒業後、一般企業の営業職として3年半ほど勤務したのちに上智学院に入職。現在は学生の留学などグローバル教育を推進するチームでリーダーを務める。プライベートでは2児の母。

「グローバル教育の豊かさ」を伝え、社会に貢献したい。

人材育成に携わることが、真の社会貢献になるのでは。そんな思いで、私は新卒から3年半勤めた一般企業からの転職を決意しました。上智大学在学中に留学を通じて学んだ「グローバル教育がもたらす豊かさ」、「多様な人々に対して自ら働きかけることで得られる成長の素晴らしさ」を、若い人たちに伝える仕事をしたいと考えたのです。
こうして私は上智学院の職員となり、今はグローバル教育推進室で働いています。その名の通り、留学やグローバル社会に対応する多様な科目の運営など、上智大学のグローバル教育の中心となる部署です。そのなかでも私のチームが担当する業務の中心は、長期留学派遣に関するサポート。海外の協定大学との交換留学や、上智大学卒業後の学生の海外大学院への進学支援などに関して、学生の募集から選考、留学手続きのサポートまでを一貫して手掛けています。交換留学は、私自身も学生時代にお世話になった制度で、恩返しをしているような気持ちです。そのほか、各種留学奨学金の事務手続きや留学中の学生の安全管理なども大切な仕事。私はチームリーダーとして、実務を担うメンバーの補佐や管理、プログラムの見直しや新しい制度の立ち上げを行っています。

自らの働きかけが、学生の世界を広げるきっかけに。

上智大学の大きな特色であり、未来を見据えて改革を続けるグローバル教育。私たちはその最前線を預かる立場です。「上智大学が上智大学であるための教育」と言っても過言ではないだけに、大きな責任を感じる一方で、それ以上のやりがいを実感しています。上智大学に入学してくる学生には、海外やグローバル教育に対して興味を持っていない人もいます。しかし、これからの世の中を生きる彼らの人生を思えば、世界とつながることで広がる可能性は非常に大きいと心から思うのです。だからこそ、そうした学生に対する働きかけにも注力しています。留学促進イベントや学科のガイダンス、授業内で話す機会などを通じて、海外で学ぶからこそ得られる経験や成長について伝え、その結果、「海外に興味が出てきました」「留学に挑戦してみたいです」と言ってくれる学生もいます。実際に留学し、成長を遂げて帰ってくる学生たちの姿をみると、もはや感動とも呼べる喜びがあります。

目指すは、本当に意義あるグローバル教育の実現。

上智大学は、日本の大学の国際化やグローバル人材養成を牽引する存在だと自負しています。だからこそ、本当に意義のあるグローバル教育を追求していかなければなりません。それは社会の動きとも密接に連動すると思うので、常に考え続ける必要があります。質の高い留学プログラムの設計や、海外協定大学の見極めも私たちの大事なミッション。さらに、日本の学生はもちろん、海外の学生からも選ばれる大学であるために、私たちが果たすべき役割は数多くあるのです。
理想的なグローバル教育の実現には、私たち職員自身が心から仕事の意義を感じられる環境づくりも重要だと思います。チームリーダーとしてメンバーとしっかりコミュニケーションを取り、目的意識の共有に努めたいです。
また、私生活では2児の母でもあります。子どもを持つ以前と比べ、限られた時間で成果を出す意識が高まったように感じます。何より、守るべき大切な存在が生まれたことで、仕事に対するモチベーションが高まりました。私のチームには子育て中のメンバーが多いので、皆で支え合う環境を整え、ともに目標に向かって進んでいきたいと思います。

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1日の過ごし方

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